Strength Design Lab.

Academics

卒業研究/大学院
Graduate study/Post graduate study

はじめに

私たちと一緒に研究しませんか?

私たちは強さや変形に関する諸現象に関する研究に日夜励んでいます。卒業研究では教員や大学院生らと共にその活動を一緒に行います。そして、その研究活動を通して自身を成長させることができます。

研究は世界でまだ誰も知らない答えを探す活動です。そして、その成果は世界に向けて発信され、材料強度という側面から、製品などの安全性・機能性・経済性の向上に寄与することで社会に貢献しています。

卒業生は機械システム(自動車、鉄道、航空、プラント etc)の製造メーカーや輸送サービス関連企業を中心にで活躍しています。

*学部(機械システム工学科)および大学院(総合理工学研究科・機械専攻・機械システム工学領域(修士・博士))の学生指導を行っています。他学科・他大学からの大学院進学については指導教員までご相談ください。入学に関する情報は入学案内サイトをご覧ください。

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当研究室への配属を希望する学生の皆さんへ(B3)へ

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研究に関連する専門知識を有していることは好ましいことですが、既に知識を有していることよりも研究を行っていくなかで知らないこと・分からないこと・できないことを、自ら調べ・考え・努力して学んでいく姿勢があることの方が重要である考えます
*大学院進学希望者歓迎します

【こんな人にオススメ】
材料やその力学特性に興味がある人
世界最先端施設で実験してみたい人
機械システム(例:自動車、航空機、プラント)の設計や運用に関わる仕事に就きたい人
ものづくり関わる仕事に就きたい人

特徴

公的研究機関・他大学・企業との共同研究・交流も活発に行っています。また、基礎研究(Science)から応用研究(Engineering)実用研究(Industry)に渡るフィールドで広く活動しています。特に、大学院生は学外実験国際会議などで外国人研究者と実験やディスカッションを行う機会などもあります。
また、学問分野も“力学”を基盤としつつ、“材料”“分析/測定”と広範囲に渡ります。そのため、機械系の出身者として“力学”に加え+αの専門性を養うことができます。
機械システムの設計・製造はもちろんその運用・保守にも必要となる応力解析や材料強度に関する勉強をすることができます。

研究室見学

随時見学を受け付けていますので、見学希望の学生は直接研究室(学生室)へお越しください。通年で可能です。
研究室配属実施前(7~9月)には説明会・見学会も実施しますのでぜひ参加ください。

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研究室ではどんなことをするのか?

当研究室は実験系の研究室ですので、基本的には何らかの実験を行い研究を進めることになります。ここでは実験の様子やその他研究の様子などを紹介します。

実験

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X線回折装置を用いた実験を始め、各種顕微鏡による組織観察、機械的性質の測定(引張試験・疲労試験・硬さ試験 etc)など様々な実験を行います。
また、大型放射光施設(SPring-8大強度陽子加速器施設(J-PARCなど学外の研究施設で実験も行っています。

数値シミュレーション

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材料に生じている応力やひずみなどの力学的状態を数値解析により求め、実験結果と併せて考察します。解析方法としては主に有限要素法(FEM)を用いています。
解析にはMARCやMSC NASTRANなどを利用しています。
»MSC Software Web site

試験機/ジグの設計/作製

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研究では特殊な形状の試験片を用いたり、試験環境に合わせたジグなどが必要となるため、必要な試験機やジグなどを設計・製作することもしばしばあります。

機械系技術者(のタマゴ)としての腕が試されます。 また、研究を進めていくためには、目的のために必要なことは何でもする("悪いことも"という意味ではありません)という気構えが大切です。
写真(中央)は学生がSPring-8でのin-situ測定用に設計・製作した引張試験機。

解析/装置制御プログラムの作成

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必要ならプログラムも書きます。
実験装置もソフトウエアによって制御されていますし、出てくるデータもデジタルデータですから、装置の制御用プログラムも必要ですし、測定された生データから所望のデータを得るのにもやはりソフトウエアが必要となります。機械システム工学科でソフトウエア(プログラム)の勉強をするのと同様に、実験屋さんもプログラムを書きます。 プログラムが苦手な人もいますが、ちょっと慣れればできるようになります。何事も経験です。
*得意な学生はもちろんウエルカムです。

文献調査

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研究を行う上で文献調査は欠かせません。
これまでにどのようなことが明らかにされているのかを知らなければ、何が新しいのか(何を研究すればよいのか)すら分かりません。また現在直面している課題を解決するためのヒントが過去の論文に隠されていることもあります。
実験などの直接的な作業も文献調査も地道な作業ですが、それらの積み重ねが良い研究成果につながります。

最近は論文もほとんど電子化されており、図書館に行かずともweb経由でダウンロードすることができますが、古い文献など電子版が入手できない論文などは図書館で印刷版を探すこともあります。

ゼミ・ミーティング

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定期的(週1回程度)ゼミや報告会などを行い、日常的に専門知識を含めたり、研究内容をブラッシュアップしたりします。

公聴会・中間発表

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卒業研究では数回の中間発表を研究室内で行います。また、2月頃公聴会(最終発表会)を行います。
大学院生(修士)はM1の7月頃Presentation conpetition(ポスター発表,英語)、M2の9月頃中間発表(口頭発表)を機械システム工学専攻全体で行います。

学会発表

大学院生は基本的に学外での学会発表を行います。国際会議での発表も積極的に行っています。

<受賞>
千代隼久 日本材料学会第72回学術講演会 優秀講演発表賞(2023)LINK
飯野雄基 International Conference on Laser Peening and Related Phenomena, 8th ICLPRP Best Poster Award(2023)LINK

その他

直接的な研究活動の他にも、懇親会や研究室旅行、学園祭への参加などの活動を行っています。

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卒業後の進路

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ほとんどの学生が学部卒業後・大学院修了後、自動車や機械、プラントといったメーカーや鉄道や航空、空港、電力といったインフラ企業を中心に就職をしています。
近年の就職先例:更新中



写真は研究室同窓会にて

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